暁命堂雑記

ときどき書きます。

2022-04-06から1日間の記事一覧

およそありうべき最善でただひとつの結末——『月球植民地小説』について

もう5年以上まえ、まだ大学生だったころに書いた文章がみつかった。卒論の構想すら立っていなかったころだ。いま見返すと、あまりスマートではないし、よくないかたちで「批評」の影響を受けている——率直にいうと毒されている——感じが否めない(もちろん「…